Mr.ウーの毎日がピーナッツ

落花生だよ人生は……♪

昔話その1

この前久々に昔馴染みと会う機会があってね


色々昔の話してそりゃあ楽しい時間だった訳よ


割と普通の人よりはプラプラしてきたからね今まで


ちょっと昔話を思い出してみようかな

ネタもないし(笑)


ハタチそこそこの時

俺は当時友達のツテでガテン系でも割とバックのいい出張仕事に行ってたのよ

単純にお金なかったしね


そこにゃーそりゃもう色んな人がいてね

まーみんなの想像の通り

アウトローな人がほとんどだけどね(笑)


そんな界隈だったからね

普通じゃ経験できないような話も色々あってね


けど胸糞悪くなるような話してもしょうがないからもちろんクスッとくるような話ね


当時は四国の現場に行っててね

2週間くらい民宿に泊まりながら毎日仕事

それなりにおっかない職長さんとその右腕さんが元請けさんで、若いのは俺ともう1人

あと2人は現場作業員の元アウトローおじさんが2人

計6名でその仕事してた訳


まーその元アウトローおじさんが不器用でね

ひと回り違うような職長さんに怒鳴られまくってててね現場で

アレもすごいカルチャーショックだったな当時


しかし職長さんもおっかないんだけど仕事終わったら職長さんの奢りで民宿で酒盛り

よく分かんないけどその怒られターゲットおじさんはいつも競輪選手のユニフォーム着て飲み会に来る→そのまま寝る

っていう謎行動パターンしてたっけ(笑)


そんなこんなで楽しくやってたある日の現場終わり

民宿へ帰る車中でその怒られおじさんが

「あーアレ〇〇刑務所かぁ…」


ともう1人のおじさんに声掛けてた

どうやら民宿まで帰る道中道すがらに刑務所の入り口があったみたい

さすがというべきか経験者はよくご存知で


「そういや〇〇さん入っとったんかね?」


ともう1人のおじさんが返したんだよね


もちろんそういう界隈何も知らない俺と若い奴は聞き耳立てて知らんふり


「〇〇番やったのぉ…」

しみじみと怒られおじさんは呟いて、窓の外を見て黄昏てた


そんなこんなで変な空気で民宿までその日は帰ったとさ


でオチなんだけど



その次の日から盗み聞きしてた職長さんがその怒られおじさんを「おい!〇〇番」と呼び始めたとさ(笑)


なんか尻すぼみになった昔話だったな(笑)


けどあの頃の話掘り返してみると鮮明に浮かんでくるね情景が(笑)


またネタ切れたら使おうコレ(笑)